子宮頸がんなど難病と闘ってきた現役アイドル・夏目亜季氏が荒川区議選に挑戦

CDデビューも果たし、テレビ番組にも出演していた現役アイドルが、NHKから国民を守る党から荒川区議選に立候補へ。

2019/04/13 06:45


 

■アイドルの傍ら講演活動も

———アイドルグループにいながら、出馬した理由は何でしょうか。また、アイドル活動で学んだことを政治にどう生かしますか。

夏目:私は歌を歌っていますが、自分の体験から歌でも伝えたいことは、「命」や「生きる」「人生」をテーマにした人を応援するような曲が多く、その活動と並行して講演家としても3年目を迎えます。


そこでも自分の体験を生かした啓発活動をさせていただいております。アイドルの時代に本当にファンに支えていただいて、病気の時もいつもファンが待って支えてくれました。ファンと支援者はどちらも自分を応援してくれる大切な人です。


そういう人が一人でもいることがどれだけ嬉しいことか、ありがたいことか、なので自分を応援してくれる方にはどんな時でも心穏やかに笑顔、感謝を忘れずに政治の世界でも頑張っていきたいと思います。


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■がん教育や生活しやすい街づくりを

———区議会に入って何をやっていくつもりですか?

夏目:現代において情報は、テレビだけにとどまらず震災速報などもすぐにスマホから得られ、ますますNHKの古くからある受信料制度は必要ないと思いますので、もちろん党の公約である「スクランブル放送化」は訴えていきたいと思います。


また、私がこれまで取り組んできた「がん教育」やヘルプマークの認知度が上がるように務めていきたい。


子宮頸がんに関しては原因となるHPVに8割の女性が生涯のうち感染すると言われるくらい身近なウイルスであるにも関わらず、正しい情報や教育が中々学校でも行われておらず、そんな身近な病気なのに検診率も日本は低いままです。


まずは自分の住んでる地域から検診率を上げていきたいと思ってます。そして荒川区には高齢者も多いので、足腰の悪い方や病気を抱えてる方も多いです。


それでも皆さん徒歩や自転車で移動をされているので街中にベンチなど休める場所を増やしたいなと思います。私自身が難病を抱えていますが、症状が悪くなると病院にすら中々行くのがしんどいのが現状です。


同じような特定疾患受給者症を持つ方にはタクシーを区間の間は無料にするなど、弱い立場の方が少しでも生活しやすい街づくりを考えていきたいと思ってます。


「若いならではの視点でユーチューブでも発信したり、SNSなども使って、若い人でも親しみ関心を持てるような楽しい政治をやっていきたい」と語る20代の現役アイドルは、乗り越えてきた難病の壁に続いて、選挙という試練にも打ち勝つことができるだろうか。

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(取材・文/France10・及川健二

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