自分は「字がうまい」と自信を持って言える? 若い人に自称達筆率が目立つ傾向も
IT化が進んではいるものの「手紙」「書類」「メモ書き」など、字を書く場面はたくさんある。果たして、自信を持って筆を取れる人はどれ程いるのだろうか。
他人の文字をみて思わずうっとりした経験はないだろうか。「字は体を表す」という言葉があるように、手書きの文字にはその人の内面や人柄を表すといわれている。
美しい字は、好感度を上げその人を賢そうに見せてくれるが、「自分の字はうまい」と胸を張って言える人は、どれくらいいるのだろうか。
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■「自分の字に自信」はわずか2割
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の22.3%が「自分は字が上手だと思う」と回答した。
なお、男性18.8%に対して、女性25.5%と自称字がうまい人は女性に多いようだ。
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■30代女性は字が上手?
さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと、もっとも割合が高いのは、30代女性で31.1%と頭一つ突き抜けている。
10代女性、20代男性が2割強で続き、若い世代に「自分は字が上手だ」と考える人が多いようだ。IT化が進み、字を書く機会が減っているであろう若い世代に割合が高いのは非常に興味深い。
また、男女ともに40代で一度は割合がガクッと下がるものの、女性はV字回復し2割越え、男性では1割代をキープと控えめな数値。
若い頃は、他人の字を見る機会が少なく筆をとる場面にも恵まれるため自信が持てるのだろう。しかし、年齢とともに「美しい字」を目にする機会も増え、自分の書く字に自信を持てなくなってしまうのかもしれない。
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■自称「字がうまい」はどんな人?
では、自称「字が上手だ」と考える人はどのような人なのだろうか。年収別に見ていくと興味深い結果が現れた。
年収が上がるに連れて割合が下がっていくと思いきや年収1,000万プレーヤーでは40.9%と抜きん出る結果に。IT化が進んではいるものの、ビジネスの場では、「お礼状」「送付物への一筆箋」「契約のサイン」など、字を書かなければならない場面がたくさんあるだろう。
美しい字は人からの好感度をあげるだけではなく、仕事ができる印象を与えると言われているため、字を丁寧に書くよう気をつけている人が多いのかもしれない。
それとも、「自分は字が上手だ」と何事も前向きに考える心の持ち方が、大きな自信につながり年収1,000万円を越えるようになるということだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)