メルカリで“気持ち程度”の値下げに応えたが… 「アホらしい」
フリマアプリでは、ユーザーそれぞれが独自のルールを持っているケースも珍しくない。
遠回しな表現が多い日本語の中には、話し手と聞き手の考えが食い違ってしまうフレーズも少なくない。女性向け掲示板『ガールズちゃんねる』では、フリマアプリ『メルカリ』内で多用されるワード「お気持ち程度の値下げ」を巡って議論が起こっている。
■明確な定義がない?
欧米圏に存在するチップ文化には大まかな相場が存在するが、気持ち程度の値下げのガイドラインは人それぞれ。話題のトピックを立てた女性は、1,000円で出品している商品に気持ち程度の値下げを頼まれたそうだ。
本当に気持ち程度に20円値下げしたところ、相手からは「考えます」という冷めた回答が返ってきたという。
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■「気持ち程度」の線引き
メルカリを利用していると、避けては通れないのが値下げ交渉。トピック主の相談に対し…
「売る側が『お気持ち程度値下げさせて頂きました』って言うのは分かる。でも買う側が言ってくるのはアホらしい」
「あわよくばガッツリ値下げしてほしかったんだろうね。いっそ希望額を言ってくれたほうが清々しいと思う」
「自分は、端数を引くのが気持ち程度の値引きだと思ってます。だから1,000円の商品は適応外」
と言った声が寄せられていた。
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■値切りに対する抵抗感
値切り行為に抵抗感を抱いている人は一定数いるようだが、寛容な人物はどれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部では全国の20〜60代の男女1,349名を対象に、値切りに関する調査を実施。
「値切る人に寛容である」と自認している人は全体の72.3%と判明した。意外なことに、7割以上の人が値切りにそこまで抵抗を感じていないようだ。
値下げをしてほしい商品があるときは、遠回しに言わず希望額をストレートに伝えたほうがベターなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1349名(有効回答数)