内田也哉子、母・樹木希林さん務めたCMキャラを回顧 「嫌だった」
樹木希林さんの娘・内田也哉子が都内で行われた受賞式に登場した。
2018年9月に亡くなった樹木希林さんの娘の内田也哉子が、1日に行われた『59th ACC TOKYO CREATIVITY AWADRS』の贈賞式に登場した。
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■樹木希林さんの代理出席で登場
樹木希林さんが、40年間にわたり出演したCM『富士フィルム』のCMで演技賞を受賞したことに代理で受賞した也哉子。
冒頭、也哉子は樹木希林さんに「そっくり」と言われ成長してきたことに「素の母を知っている人から言われるのはいいんですけど、いつも嫌だなと内心思っていました」と正直な思いを口にする。
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■「いじられたりもした」
「一般的には、テレビの役をやっている母に似ていると(いう意味で言われていた)。そこらへんがもどかしい」とも語る。
「嫌な筆頭格が綾小路さゆり(樹木希林さんがCMで演じた登場人物の名前)さん。子供の頃はよくいじられたりもしていました」と明かす。だが「物心ついたときから振り返ってみるとなんとなく嫌だなと思ってた綾小路さんがお正月の風物詩になっている」と、時代とともに、人々に受け入れられたことを実感しているという。
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■「いとおしくなった」
「嫌だなと思うことも、時を超えるといとおしくなる。いじめられて嫌だった自分に教えてあげたい。早変わりする広告の世界では、ひとつのキャラクターでお茶の間と一緒に歳を重ねることが奇跡だと思う。そんな時間が経っても、なお、奇跡を共有できるのは贅沢なんでしょうね」と堂々と話す也哉子の姿に、かつて感じたというもどかしさはなかった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 撮影/KEN)