図工苦手な漫画家が「しめ縄」を自作してみた 意外になんとかなった経緯
お正月に飾るしめ縄。古代好きの記者が不器用ながら自作してみたぞ
お正月になると各家庭で飾られる「しめ縄」。お正月の神様をお迎えするためのものだ。古代史好きの記者はなんとなく3年前から自作しはじめた。
イラストレーター・漫画家としても活動するものの、子供の頃から図画工作が苦手で成績はいつも4止まり。プライドだけは高いため、誰にも習わず独学で作るが毎回微妙な仕上がり。果たして今年の出来栄えは?
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■用意するもの
というわけで、用意するのはこちら。稲わら、ウラジロ、半紙、トンカチ、麻紐、きりふき、タオルだ。
お正月のしめ縄というと、とても綺麗に飾り立てられた豪華なものも多いが、あくまで古代好きとしては、最低限のもので作りたく、今回はこのようなシンプルなものにしてみた。やはり古代は硬派だろう。
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■ワラをシナシナに
まずは必要なワラに水をかけてシナっとさせる。このときは霧吹きが便利だ。
そして、ワラを扱いやすくするよう、トンカチでガンガンつぶしていく。はじめての年は、家族からまた何かはじめたと奇異な目でみられたのが懐かしい。なかなかの衝撃なので、家族がいる方は迷惑のかからない時間にお願いしたい。
こうしてシナシナになったら、ワラをふたつにわける。
ここまでが下準備だ。いよいよメインの巻きに進むぞ。
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■巻き巻きしよう
まずひとつのワラ束を巻いていく。手を交差させて左巻きに巻いていこう。元の部分を麻紐で仮にくくったり、膝で抑えて巻くと巻きやすいし、なんかプロっぽいぞ。
こうして、できたものに、もう一つの束をくっつけて
すでに巻いたほうに沿って、ネジネジしていく。
グルっとまわして麻紐でくくったらまず一つ完成。同じ工程でもう一つできたら、しめ縄部分の完成だ。
なんか汚いが、古代っぽくていいのではないかと自分に言い聞かせ次の工程にむかう。