横浜中華街で新型コロナがらみの脅迫文騒動 「複数の店舗で嫌がらせ受けている」

新型コロナウイルスの影響から、横浜中華街で脅迫文騒動勃発。中華街で今何が…

2020/03/05 08:30


横浜中華街
(gyro/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスの影響が、とうとうここまで来てしまった。横浜中華街で脅迫文騒動が起きている。しらべぇ取材班は、横浜中華街発展会協同組合の専務理事から、詳しく話を聞いた。



■ヘイトな内容の脅迫文

ツイッターには、横浜中華街にある海員閣が、送られた封筒とその文面を投稿している。3日に届いたそうだが、差出人は不明。手紙には、「中国人はゴミだ! 細菌だ! 悪魔だ! 早く日本から出ていけ!!」と書かれている。

これに対して、海員閣は、「気持ちは分からないでもないけど、なんか悲しい。 そう言ってもいられないので、臨時休業多数の香港路ですが、今日も全力で営業します」とツイート。

「でも、明日は臨時休業します」と書かれている。いったい今、横浜中華街で何が起きているのか。


関連記事:コロナウイルスの影響から食糧難を恐れ… 生きた魚の保存方法に心配の声

■すでに警察に報告済み

専務理事の石河氏によると、このような内容の嫌がらせ文面が、他の複数の店舗にも届いているという。3日に、所轄の警察署に報告したとのこと。

法的措置などについては、詳細を調査中のため段階ではなんとも言えないとのこと。

次ページ
■風評被害がキッカケとなり
ツイッターマスク中国人中華街横浜市新型コロナ
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング