張本勲氏、春の選抜大会中止に心痛 「一生に一回のチャンスだもん」
『サンデーモーニング』で張本勲氏が、中止となった選抜高校野球大会についてコメントした。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、11日に開催中止が発表された第92回選抜高校野球大会。このことについて張本勲氏は、15日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、現在の心境を吐露した。
■「胸が痛い」
当初は無観客試合で準備を進めていたものの、同日、一転して中止を決定した高野連。同大会の中止は史上初めてとなるという。VTR上では、涙を流す高校球児の姿も写された。
この決定に、頭を抱える張本氏。話を振られるなり「胸が痛い」とコメント。さらに重ねて「秋あたりに期間とってやらせてあげたい。これは3年生のことを考えたら胸が痛いよ。一生に一回のチャンスだもん」と話していた。
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■感動する視聴者も
超辛口コメンテーターとして、これまでさまざまに厳しい意見を述べてきた張本氏。それだけに、今回の選手を思いやる発言には、胸を打たれた視聴者も多くいたようだ。
ネット上では「あんな悲しそうな顔初めて見たかもしれない」「厳しさの裏には大きな優しさがあるんですね…」と感動の声が広がった。