大分・由布院”電脳女将”の宿が話題 「新型コロナをヲタリピーター支援で乗り切る」
新型コロナのピンチを乗り切ろうとしている大分県由布院の温泉宿の秘策とは…
新型コロナウイルスが、観光業を中心に大打撃を与えている中、大分県由布院・湯平温泉の旅館が、オタクリピーターによる支援で何とか乗り切ろうとしていた。しらべぇ取材班は、その旅館の代表から話を聞いた。
■音声を聞くことも出来る電脳女将
大分県由布院の湯平温泉の「旅館つるや隠宅」には、電脳女将が存在した。
水着JK(JKではない)
※温泉旅館(実在)の女将です pic.twitter.com/c20lOj44q7
— 旅館つるや隠宅♨️🐾 (@turuyaintaku) March 17, 2020
その女将の音声も聞くことが出来る。この声の主は、あと2~3ヶ月で発表されるという。
【皆さんへ】 pic.twitter.com/f7TqWknYtT
— 電脳女将・千鶴【湯平温泉 旅館つるや隠宅公式】 (@Tsuruya_Chizuru) December 22, 2019
この電脳女将が誕生するキッカケは、2016年の熊本地震だった。震災直後のゴールデンウィークは、由布院も閑散としていた。そんな中、「ウォーゲーミング」という企業が、福岡でオンラインゲームのイベントを実施。
このイベントをキッカケに、この会社と旅館がツイッターで交流を始め、コラボプランを発売するようにもなった。それが「電脳女将・千鶴」が誕生へとつながったという。
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■大分県の支援も獲得
「公式キャラクター“電脳女将・千鶴”の新たな取組みによる販売促進」は、大分県による経営革新支援制度(2019年11月分)に採択され、大分県知事による承認を受け、県庁のホームページでも紹介されている。
大分県は、インバウンド客の6割が韓国人だが、新型コロナの影響もあり、韓国人の来客がストップしてしまった。
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■リピーターがピンチを支援
湯平温泉の中でも、インバウンド客が多かった旅館は、特に深刻な打撃を受けている。そんな状況下でも、家族経営の旅館が多いため、何とか経営が成り立っている状態だという。
深刻なコロナ不況の中、この旅館は、ゲームやアニメファンに支えられている。リピーターが多く、10回以上、訪れているファンもいるとのこと。
代表の渡辺氏自身もアニメやゲームのファン。「普段から、ツイッターなどでファンの皆さんと交流していることが、今回のようなピンチの支援に、つながっているのかも知れない」と述べた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)