新型コロナ自粛下でも花見盛況の代々木公園 ゴミ放置の状況を検証した
新型コロナウイルスの流行で自粛ムードが拡がる中、都内の花見のメッカ・代々木公園は…
新型コロナウイルスの感染者が、全世界で31万8千人を超え、日本でも1,054人が感染、36人が死亡(いずれも22日現在)している現在。
政府は全国的なスポーツ・文化イベントの自粛を要請している中、さいたまスーパーアリーナで格闘技イベントの開催が強行されたことも、大きな批判を集めた。
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■例年より少ないが賑わう
この3連休、東京では5分咲き程度と見頃を迎えた桜を求めて、都内の桜の名所は数多くの人出で賑わった。代々木公園では、マスクを着用して散策するだけの人も多いが、少なからぬ人々が桜の木の下でビニールシートを敷き、お酒や食べ物を持ち寄って宴会する姿も。
一方、代々木公園内には、「宴会の自粛」を求める看板が掲出されていた。小さな文字で、「家族で弁当を拡げながら花見をすることまで控えていただきたい趣旨ではない」とも記されており、花見はOKなのかNGなのか、理解が難しい表現だ。
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■花見恒例の「ゴミ放置」
公園では「ゴミの持ち帰り」が推奨されているものの、花見の名所では臨時のゴミ捨て場も設置されている。とはいえ例年は、ゴミ捨て場が溢れかえるだけでなく、ビニールシートや食べ残し、空き容器などを放置して帰る様子も目立った。
どれくらい乱れきっていたかは、しらべぇ編集部が取材した2015年、2016年の惨状を見てみてほしい。
こちらは2016年の取材画像だが、ビニールシート、空き瓶・缶、ダンボールなどがそのまま取り残されていた。普段より花見客も減少した今年は、どのような状況だったのだろうか。