花見の後の惨状 代々木公園の「ゴミ放置」がヒドい
東京の桜は、今がまさに見頃。この週末は、お花見もピークと思われる。春の訪れを感じる日本ならではの風情ある習わしだが、近年話題となるのが、お花見客のマナーの問題だ。
【現地取材】桜が「台無し」…花見で賑わう代々木公園のゴミ“完全”放置
そこで、しらべぇ編集部は、今年も4月2日(土)深夜、ほとんどの花見客が帰った後の代々木公園で片付けの状況を取材した。
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■きちんと片付けているグループが多いものの…
昼間は一面ブルーシートが敷き詰められ、数多くのグループが花見を楽しんでいたが、夜はそのほとんどがゴミ集積場に片付けられている。
しかし、園内を歩いていると、やはり放置されたゴミが…。
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■奥まったところも中心部でも
歩道に面したところは多くが片付けられているが、林の中に一歩立ち入ると、放置されているゴミが目につく。酔っ払って、ゴミを捨てる体力が残っていなかったのだろうか。
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■大人数でも小さなグループも…
大人数で飲んだと思われる大きなブルーシートや大量の空き瓶・空き缶が見られる一方、捨てようと思えばあっという間なはずのゴミも。
これでは、日曜に花見をする人たちは、まず「前のグループのゴミ捨て」から始めなくてはならない。
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■伝統を守るために、マナーの向上を
春の花見は、大切に守っていくべき日本の文化だ。しかし、「屋外で酒を飲んで盛り上がる」という風習が許されるのは、参加する一人ひとりのモラルあってこそ。
つまらない規制に縛られるようにならないためにも、こうした不届きな行為が減っていくよう祈りたい。
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■花見のゴミは集積場へ!
(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)