尾木ママ、自粛解除ムードに疑問 「勘違いが拡散しているような気がします」
尾木ママがイベント自粛解除ムードに苦言。日本政府に自粛のガイドラインや補填をすべきと提言した。
17日、「尾木ママ」という愛称で知られる教育評論家・尾木直樹氏が、自身のブログを更新。日曜日にさいたまスーパーアリーナで開催されたK1のイベントを例に出しつつ、徐々に世間が自粛解禁ムードになっていることについて言及した。
■自粛で感染拡大防止はできない
尾木ママは「イベント開催は禁止して損失保障すべき」というストレートなタイトルでブログを投稿した。
開催されたK1のイベントについて「リスク管理が甘すぎ、行列混み過ぎ」「主催のリスク認識も大変ずれている。感染者出たら指導受けながら対応する」「結果に責任をとりようがない」と問題点を提示。
自粛というイベント開催者任せの方法では、感染拡大防止はどうしても無理と綴った。
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■ガイドラインを用意すべき
続けて「是非政府によるガイドライン明示して欲しいです! 更に損失に対する補填することを表明すべきでしょう」とイベント自粛についてもっと具体的にすべきと提言。
K1のイベントをはじめ、三連休では様々なイベントが開催されていたことについて「『自粛解除』のムードが広がっているのは本当に大丈夫なのでしょうか」と疑問視している。
最後に「勘違いが拡散しているような気がします! 心配です。みなさんはどう思いますか?」と読者に問いかけた。
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■誰が補填するのか
イベント中止の際に政府が補填すべきという尾木ママの意見には「誰が補填するの? 税金?」「補填するとなると悪用する人が出そう」「すべてのイベントに損失補填するのは、現実として無理だと思う」といった意見が多かった。
日本の自粛解除について厳しく提言した尾木ママ。未だ感染拡大が止まらないが、これからの対策はどういったものになるだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)