コロナ感染の山梨帰省女性 地元住民が怒り訴え「正直信じられない」
新型コロナウイルスに感染した山梨県出身の女性。無責任な行動履歴について、地元住民が思いを語った。
新型コロナウイルスの自覚症状がありながら山梨県に帰省し、感染確認後、高速バスを使って東京都に戻った20代の女性。このことについて、地元住民が怒りを訴えている。
■自覚症状がありながらも出勤・帰省
4月26日頃から、味覚・嗅覚に異常があったことを認識していた女性。その後も東京都の勤務先に出社、29日には山梨に帰省し、県内でPCR検査を受けた結果、陽性だったにも関わらずそのまま高速バスに乗って東京に帰宅したことが明らかになっている。
山梨滞在中、バスターミナルだけでなく、買い物や友人宅でバーベキューを行なうなどの行動が確認されており、山梨県内には新型コロナウイルス感染拡大に対する大きな不安が広がっている。
関連記事:ハワイ旅行後の日本人が新型ウイルス感染 米国はここまで情報公開
■地元の同世代女性の思いは…
今回の件について、地元住民はどのような思いを抱いたのだろうか。しらべぇ編集部は、女性が滞在したとされる富士北麓地域の住人に話を聞いた。
まず、今回感染が確認された女性と同じ年代の女性は、「どうして自覚症状があったにも関わらず帰省しようと思ったのか、自分の大切な人が感染したらどうしようと考えられなかったのか疑問に思った」と率直な意見を語る。
続けて「感染してしまったことについて責めるつもりはない。しかし、その後の行動は正直信じられない。コロナを甘く見ているのだろうなと感じる」と厳しい言葉を並べた。