モスバーガー、生野菜を自宅まで届けるサービス開始 コロナ打撃の農家を支援

モスバーガーが、新型コロナウイルスの影響で出荷が急減した農家を支援。モス店舗でも使用されている野菜を中心に、野菜や果物の詰め合わせを自宅まで届けるサービスを開始する

2020/05/08 06:00


(画像提供:モスフードサービス)

モスバーガー」を展開するモスフードサービスは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、出荷量が急減した協力産地支援の一環として、5月上旬より13種類ほどの野菜や果物が入った「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」を販売することを発表した。



■新型コロナ、農家にも深刻な影響

緊急事態宣言の発令により、学校給食の中止や飲食店の営業自粛、時短営業などの影響を受け、野菜の出荷が急減。出荷量の調整や安値での販売、産地廃棄を迫られる深刻な状況となっている。

こうした事態を受けて、モスバーガーチェーンの野菜調達などを協業している株式会社まつのと協力。モスバーガー店舗で使用する野菜の生産者である「モスの協力農家」が生産した野菜をメインに梱包し、宅配にて販売するサービスを開始する。


関連記事:マック『ごはんバーガー』の味は? モスバーガーと食べ比べてみた

■新鮮生野菜を宅配

同企画の設計や販促支援をモスフードサービスが担い、客からの注文受付から配送、代金収受は株式会社まつのが行う。

「農家さんお助け!野菜セット モスバーガーバージョン」は、モスバーガー店舗でも使用されている安心安全のこだわりの生野菜(レタス、キャベツ、トマト、玉ねぎなど)をメインに、大根、人参、きのこ類などの野菜10品程度+果物3品程度が、産地状況を見ながらセレクトされる。

値段は1パック3,000円(税込み、別途送料・クール便)となっており、株式会社まつの公式ページ内販売フォームより申し込むことができるぞ。


関連記事:マック『ごはんバーガー』の味は? モスバーガーと食べ比べてみた

■今こそ野菜をしっかり摂ろう

新型コロナウイルス感染症の予防に限らず、体調管理にはバランスの取れた食事が不可欠。ちなみにだが、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,653名に実施した意識調査では、全体で半数以上の人が「野菜不足を実感している」と答えていた。

自宅で過ごす時間が増えたことを活かし、野菜をたっぷり使って料理のレパートリーを広げてみるのも良いかもしれない。体も喜ぶおいしい生野菜を食べて、生産者の方々を応援しよう。

・合わせて読みたい→渡部建、コロナ禍の飲食店へのアクションに「さすがグルメ王」と称賛の声

(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)
野菜農家果物モスバーガー新型コロナウイルス
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング