不織布マスクの裏表を間違えると…? 警視庁の投稿にハッとする
プリーツ型の使い捨てマスク、裏表を気にして使っている? 正しく使えばより衛生的に保つことができるぞ
一時期は全国に発令されていた緊急事態宣言が、今月25日に全面解除となった。しかし、新型コロナウイルスが完全に収束したわけではなく、「新しい生活様式」のもと、徐々に経済活動を再開させていくという段階だ。
依然としてマスクが手放せない日々が続く中、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが、使い捨てマスクの着用方法に関する情報を発信し、注目を集めている。
■プリーツ型マスクは「ひだを下向き」に
皆さんは使い捨てマスクの裏表の判別に困ったことはありませんか?私もその一人です。プリーツ型マスクを調べてみると、プリーツのひだが下向きになっている方が表(外側)のようです。マスクの種類やメーカーによって仕様が異なりますので、説明書をよく読んで正しくマスクを着用するようにしましょう。 pic.twitter.com/xx70lkk0w1
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 29, 2020
「皆さんは使い捨てマスクの裏表の判別に困ったことはありませんか? 私もその一人です」と、ツイッターユーザーに問いかけた同アカウント。
「プリーツ型マスクを調べてみると、プリーツのひだが下向きになっている方が表(外側)のようです」と、写真付きで解説した。プリーツが下向きになっている面を表にして着用すべき理由としては、「プリーツのひだが上向きだと段差部分に空気中の埃やゴミがたまる原因になる」からだという。
着用方法次第で、より衛生的に使うことができるというわけだ。
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■製品によって着用方法が異なる場合も
しかし、現在では使い捨てマスクも様々な素材や形状のものが存在。
メーカーや製品によってはマスクの裏表や正しい着用方法も異なる場合があり、「説明書をよく読んで正しくマスクを着用するようにしましょう」とも呼びかけられている。
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■過去には「メガネが曇らない付け方」も紹介
警視庁警備部災害対策課のツイッターでは、これまでにも防災や日々の暮らしに役立つ情報が多数発信されている。
しらべぇ編集部でも検証した、マスクの上部を内側に織り込んで着用すると、メガネが曇らなくなるという裏ワザは、インターネット上で大反響。メガネユーザーから感謝の声も寄せられた。
この他にも、「マスク着用中に耳が痛くなりにくくするアイデア」も多くの反響を呼び、生活の知恵をシェアしてくれる心強いアカウントとして、このコロナ禍でさらに注目を集めている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)