クロちゃんの『8日間煮込んだおでん』は腐っている可能性も? 調理師の指摘は…
クロちゃんが8日間煮込んだおでん、腐っている可能性を調理師が指摘
お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんが、29日に「8日間煮込んだおでん」の画像をTwitterに投稿。8日間煮込まれてどぶのような色をしたスープのおでんに、それを見たネットユーザーたちから悲鳴のような声が上がった。
■見た目は気持ち悪いが…
8日目のおでん。
お店のおでんに近づいていってるしん!
グツグツグッツン♪ pic.twitter.com/FIZnVi4Hbq— 安田大サーカス クロちゃん (@kurochan96wawa) May 29, 2020
素人が見てもかなり気持ち悪い見た目だが、味は美味しいのだろうか? しらべぇ取材班は、実際におでん店で働いたことがある調理師の男性に話を聞いた。
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■調理師のコメント
「クロちゃんはお店のおでんに近づいていると言っていますが、こんな三角コーナーに入ってそうな見た目のおでんを出す店があったら即つぶれますよ(笑)。
あと、気になるのは8日間煮込んだと言っている割には、練り物が溶けておらず、十分に加熱されていなかった日があるのではないかと推測します。
たとえば『ウェルシュ菌』という細菌は熱への耐性が強く、料理が室温になるとあっという間に増殖します。よく夏に前日に作ったカレーの残りを冷蔵庫に入れずに食べてお腹が痛くなるのは、この菌が原因のことが多いです。
クロちゃんのおでんも、もし加熱が十分でなかったらウェルシュ菌が繁殖して発生した毒素が含まれており、すでに腐っている可能性があります」
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■クロちゃんは体が丈夫?
調理師の男性が危惧していたようにおでんは腐っていた可能性があるが、現在のところクロちゃんは平気そうなので、ハンパじゃなく体が丈夫なのかもしれない。
もしくは鋼のようなメンタルを持っているので、少しお腹が痛くなったぐらいでは動じないのだろうか。どちらにせよ、気温が高くなる前に早く食べてしまったほうが良いのは確かなようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)