少年ジャンプがなおも盛り上がる理由 『鬼滅』超え期待の『アクタージュ』
長期連載終了ラッシュの『週刊少年ジャンプ』がなおも期待される理由を特に『アクタージュ』の潜在性を分析することで考察。
『週刊少年ジャンプ』の『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』『ゆらぎ荘の幽奈さん』の連載終了が話題となっている。だが週刊少年ジャンプの盛り上がりは今後も続くと予想できる。なぜだろうか。
■長期連載の終了
まだまだ勢いが衰えない『鬼滅』だがジャンプ誌上では連載が終了した。また『約ネバ』も連載が終了したのだ。さらにはお色気ラブコメディ枠の『ゆらぎ荘』の連載も終了した。
『ゆらぎ荘』は連載開始当初よりじつは設定されていたループものの設定を活かし、主人公の周りに女性キャラが集うハーレム設定すらもストーリー内で理由づけがなされるなど、お色気ラブコメディ枠ながら見事に深く複雑な物語を紡ぎ、幕を閉じたのだ。
こうしてジャンプの長期連載作品が次々と最終回を迎えている。
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■注目の作品の数々
これを受け、今後の週刊少年ジャンプは大丈夫なのかと疑問を呈する、とってつけたような物言いも散見されるのだ。しかし、読者であればそのようには思わないだろう。
まず言うに及ばないトップ漫画『ONE PIECE』が健在なのが大きい。これはちゃんとジャンプを読まずとも分かるほどである。
そして『アンデッドアンラック』『チェンソーマン』『呪術廻戦』『タイムパラドクスゴーストライター』と話題作が多いが故であるが、特に注目したいのが『アクタージュ act-age』だ。