参院でも議題の東京女子医大、看護師が大量400名退職希望か 広報は「回答控える」
東京女子医大で法人全体の2割にあたる看護師400名が退職か。広報の回答とは…
東京女子医大(東京都新宿区)の看護師が、「夏のボーナス不支給で大量退職か」と、SNS上で話題となっている。しらべぇ取材班は、この問題を追った。
■法人全体の2割が退職希望か
2日の参議院厚生労働委員会で、共産党の小池晃参議院議員が「東京女子医大は夏季一時金を支給しないと労組に回答しまして、看護師の退職希望が、法人全体の2割にあたる400名を超えるといいます」と発言。
これに反応するように、SNS上では、現役看護師らが「多分400人の退職じゃすまない」や「余計なとこにお金を使っているから、こういうことになる」といった声をあげている。
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■過去には内紛も勃発
東京女子医大では、2014年2月に大学病院の集中治療室(ICU)で鎮静剤を投与された男児(当時2歳)が死亡する医療事故が発生。病院側の対応を批判した学長と医学部長が相次いで解任された。
文部科学省は当時、学長の解任後も執行部による統率が取れず、学長職を理事長が代行する状態が続くなど学校運営に問題があると判断している。