大雨が各地で深刻化 「報道されていない地域でも大きな被害」との訴えが話題
熊本豪雨で報道されていない地域でも大きな被害の訴え。こういう災害にこそ税金を使ってほしい
熊本県によると、道路の不通などで車が到達できない県内の孤立集落は、11日正午時点で芦北町、多良木町、五木村、球磨村の4町村11集落。その集落内に245世帯300人がとどまっているという。
一方で、報道されていない地域でも被害が深刻化しているとSNSで声をあげている人たちがいる。しらべぇ取材班は、その一人から詳しく話を聞いた。
■坂本町で大きな被害の訴え
熊本県八代市の新八代駅側にある、特産品を集めた物産館のゼネラルマネージャー福田氏が、ツイッターで被害の状況を発信し、話題となっている。
テレビでは言わない、ネットでは分からない災害があります。ウチのスタッフは坂本で被災してますが何も言いません。言っても分からないからです。床が泥まみれってどうしていいか分からなくないですか。国の支援が要ります。ど田舎だって税金払ってます。災害指定のため拡散お願いします。ギリギリです pic.twitter.com/CYsoOEp1lG
— gm (@yokatoko_b) July 10, 2020
福田氏によると、八代よかとこ館周辺は、それほど被害が大きくなかったが、坂本町の一部地域で大きな被害を受けているという。この辺りの地域は、台風での被害はあるが、ここ最近にはない酷さだという。
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■交流が深いスタッフが被災
現在の報道は、人吉市や芦北町が中心だが、それ以外の地域の被害も大きいと福田氏は訴える。坂本町にある道の駅さかもと館は、写真のようにかなりの部分が浸水する被害を受けた。当然現在は休業中だ。
さかもと館と八代交流館のスタッフ同士は、日頃から交流が深いために、福田氏はじめスタッフが心を痛めている現状。