『ゲーミングお嬢様』がトレンド入り 「ハーブ生える」と全国の淑女が大興奮
ツイッターのトレンド入りを果たした「ゲーミングお嬢様」をめぐり、全国のお嬢様が大興奮している模様。
21日、ツイッターに突如「ゲーミングお嬢様」なる衝撃のパワーワードが出現。じつは同日、同名のWeb漫画の連載が開始されたことをご存知だろうか。
■今熱い「お嬢様」と「格ゲー」
ここ日本でも「eスポーツ」という言葉が浸透しつつあるが、現在は「お嬢様」と「格ゲー」の融合がにわかに注目を集めている。つい先月も漫画『対ありでした。〜お嬢様は格闘ゲームなんてしない〜』(以下・対あり)の単行本が発売され、ネット上で話題を呼んだ。
そして21日、『対あり』と共に同ジャンル二代巨頭の一角を担う『ゲーミングお嬢様』がweb漫画誌『少年ジャンププラス』にて連載開始となる。
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■非ゲーマーも癖になるインパクト
同作は原作を大nani氏が担当し、作画は吉緒もこもこ丸まさお氏が担当。日本屈指のお嬢様が集う「聖閣東芸夢学園」(せいかくとうげいむがくえん)を舞台とし、様々なジャンルのゲームに秀でたお嬢様達が最強の「お嬢様力」をめぐり、ゲームの対戦によって日夜シノギを削っていく。
主人公の祥龍院隆子(しょうりゅういん・りゅうこ)なるお嬢様は、「ですわ」口調と苛烈な格ゲースラングを入り交えた言葉遣いが特徴的。
煽り耐性が極端に低いようで、冒頭数ページにて「こんッのクソッタレ野郎、おふざけがすぎましてよッ!」とアーケードコントローラーを叩いている(台パン)瞬間を、執事からたしなめられている。
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■「置いてけぼり感」に賛否
格ゲー界でよく用いられる10本先取の対戦形式「10先」など物語の進行上、説明しなければいけないスラングには脚注がついているが、「前歩き」「ベガ立ち」「有利フレーム」といった格ゲー用語は「もはや一般教養」と言わんばかりに説明がなされていない。
その尖った作風を受け、『ジャンププラス』のアプリ版には「格ゲーやってない人には何が何だか分からない」といった辛辣なコメントが多数。一方でウェブ版のコメント欄には「とても素晴らしい作品でしてよ!」など、お嬢様読者から称賛の声が寄せられている。
ネットスラングの「草」「草生える」といった表現をお嬢様風にアレンジした「ハーブ生い茂りますわ」などの投稿も多く、作品に負けず劣らずのパワーが発せられている模様。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)