深刻化する他県ナンバー狩りに「陰湿すぎる」 地元民ステッカーで自衛する人も
深刻化する「他県ナンバー狩り」について『めざましテレビ』が特集。ツイッターでトレンド入りしている。
13日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)で他県ナンバーの車を傷付ける「他県ナンバー狩り」の実態を特集。SNSで大きな反響を呼んでいる。
■深刻化する他県ナンバー狩り
番組では、他県に出かけた際、車に傷を付けられたというSNS投稿などを紹介。車にガムを付けられた、タイヤに釘を刺されたといった被害に遭ったようだ。危害を加えた犯人がわからない以上、他県ナンバー狩りだったのかは定かではないが、過去にもこうした事例は見られ、深刻化が懸念されていた。
また、フリーアナウンサーの高橋真麻も11日放送の『バイキング』(同局系)で、自身の友人が他県を訪れた際に10円玉のようなもので車を傷付けられたと明かしている。
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■地元住民をアピールするステッカーも
こうした実態を受けてか、カー用品店や通販サイトでは「県内在住」「地元住民です」と車に貼り付けてアピールするマグネットステッカーなども販売。記者が通販サイトを確認すると、500円から3,000円程度で販売されていた。
ツイッター上では「こんな状況だから仕方ない」「ステッカーを貼らないといけないなんて世も末」などさまざまな声があがっており、中には自衛のために購入したという人も確認できる。
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■トレンド入りで反響
以前から問題視されていたこの問題だが、番組であらためて特集されたことも関係してか、ツイッター上では「他県ナンバー狩り」がトレンド入り。
「正義のつもりかもしれないけど犯罪行為」「怖い世の中になった」「いくらなんでも陰湿すぎる」「新型コロナウイルスより怖いのは人間」など驚く声が相次いでいる。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)