後ろの客からの「レジ圧」に苦しむ人たち SNSで共感の声相次ぐ

『グッとラック!』で、他の客から感じる無言の圧力「レジ圧」を特集。SNSで反響を呼んでいる。

2020/08/15 05:30


スーパーのレジ
(Koji_Ishii/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

14日放送の『グッとラック!』(TBS系)で、客がエコバッグに袋詰めをする間に他の客から感じる無言の圧力「レジ圧」について特集。SNSで反響を呼んでいる。



■後ろから感じる「レジ圧」

7月1日から実施されたレジ袋有料化により、エコバッグを利用する人は増えたはず。それに伴って、レジで袋詰めに時間がかかってしまい、「並んでいる後ろの客に迷惑がかかる」とプレッシャーを感じる人がいるという。

中には、エコバッグを持っていても「レジ袋を買って店員に袋詰めしてもらったほうが時間短縮になる」との理由から、レジ袋を購入する人もいるとか。また、「レジ圧」を感じるとの理由から、コンビニなどに行かなくなったケースもあるようだ。

番組では、レジ袋をもらって袋詰めしてもらったケースと、会計後に客自らマイバッグに袋詰めするケースの秒数を比較。その結果、37秒もの差が生まれていた。


関連記事:レジ袋有料化で増えるマイバッグに不安の声 「触りたくない」と悲鳴も

■「私のせいで行列になったら…」

サッカー台があるスーパーなどでは袋詰めに影響はないが、コンビニや小さなスーパーなどレジで袋詰めする場合には気になるこの問題。

以前、しらべぇでもこの問題についてが報じたが、「私のせいで行列になったら…」「待たせている他の客に申し訳ない」と心苦しく感じているとの声が相次いでいた。


関連記事:コンビニレジ袋の価格、実質2倍になるケースに「これは見逃して…」と悲鳴

■田村淳も共感

放送を受け、ツイッター上では「レジ圧」がトレンド入り。「物凄くわかる」「後ろに人が並んでるとすごく焦る」「凄まじいスピードでバッグに入れるから中がグチャグチャ」と共感の声があがる。中には、袋詰めの時間をに気をしてか、店のポイントカードを出さなくなったという人も。

また、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳も「レジ圧」に共感。田村は商品をスキャンしたらその場すぐマイバッグに詰めているため時間はかかっていないとしつつも、自身の行為について「きっとレジ圧を感じているから、後ろの人を待たせたくないなって思いから(商品をすぐにマイバッグに)入れているんだと思う」と振り返った。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

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