ビートたけし、大学生時代を振り返る 「登校キツくて15日くらいしか行ってない」
ビートたけしが大学生の現状を聞くと自身の思い出を振り返った。
22日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。新型コロナウイルスで登校すらできない大学生たち。そんな学生たちの現状を聞いたたけしは、自身の大学生時代について語った。
■大学生はオンライン授業に
番組に出演していた明治大学教授・齋藤孝氏に安住紳一郎アナが「斎藤先生は大学の教員でもありまして、大学1年生は4月1日、入学式以降1日も登校してないんですよね?」と問いかけると、齋藤氏は「そうですね。それどころか入学式も」と回答。
続けて「前期はずっとオンライン授業でした。サークル活動もないですし、凄く大学生は我慢していると思います」とはじめ「オンライン授業は非常に出席率が高い」「授業毎に毎週の課題を出される」と大学生の現状を語った。
齋藤氏は「高校生は学校、サラリーマンは会社に行っている中で、大学生だけ危険人物みたいな扱いで、ずっとこの対応は人権にも関わるのでは」と疑問を露わにした。
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■「15日くらいしか行ってない」
現役の教員を務める齋藤氏の大学生の現状を聞いたたけしは「俺はコロナじゃない時も1回も行ったことないけどね」と自身の大学生時代の登校率について語るとその理由について「山手線が本当にキツくて。新宿から小田急線乗るのは通うだけで地獄だった」と明かした。
たけしは「俺は4年間で15日くらいしか行ってないよ」と話すと安住アナがすかさず「大学行ってないのに大人になってから名誉卒業生の称号もらったんですね」と苦笑い。それを聞くと「漫才師になったら卒業させてくれた。変な大学ですよ明治大学は」とジョークを交えて話した。
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■新型コロナ渦で大学側は…
前期は学費も払っているため、オンライン授業を受けているという学生も多いが、後期は休学するという人もいるようだ。大学はもちろん勉強するところだが、サークル活動をはじめとした課外活動にも力を入れたいと思っている学生も多かっただろう。
高い学費を払ってもオンライン授業しか恩恵を受けることができない今、学生が離れていかないように大学側も色々考え直さなければいけないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)