『スッキリ』若者に人気の新大久保特集 ダウン着た人物が写り「印象操作」の声も
流行の新たな発信地として注目を集める新大久保。しかし原宿と比較した写真を見て、視聴者からは疑問の声が…。
21日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、流行の発信地として若者からの注目を集める東京都・新大久保に注目。しかし、番組内で使用された写真に違和感を持つ視聴者が相次いでいるようだ。
■人が減少しつつある原宿
古くより「流行の発信地」としての地位を確立していた東京都・原宿だが、近頃はその株を新大久保に奪われつつある模様。地元の人々だけでなく、地方の学生や外国人観光客がメインの客層でもある原宿は、新型コロナウイルスにより、大きな打撃を受けてしまった。
一方で新大久保は「韓国旅行に行けなくなってしまった」人々が代わりに訪れるのに都合が良く、若者を中心にジワジワと人気を集めつつあるという。
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■写真での比較をすると…
また番組では現地の写真を引用しつつ、訪問者の多さを比較。原宿と新大久保の、それぞれ「昨年」と「2日前」の写真が表示されたが、原宿の方が明らかに人の数が減少していることが分かる。
訪問者の数は約40%も減ってしまったようだが、新大久保は約15%減に止まっているという。しかしネット上では比較の写真が「印象操作ではないか」と物議を醸しているのだ。
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■「なぜダウンを着ているの?」と指摘
番組が使用した計4枚の写真を観察すると、原宿の「昨年」「2日前」と、新大久保の「2日前」の写真からは特に違和感がない。しかし「昨年」の新大久保写真には、ダウンジャケットを羽織った人物が大きく写し出されているのだ。
情報が正しければ昨年9月19日の写真が使用されているはずだが、9月中旬の服装にしてはかなり仰々しい格好といえるだろう。
ちなみに気象庁公式サイトで同日の東京エリアの気温を確認してみたが、同日の平均気温は22.1℃となっており、特に季節外れの寒さが観測されたようなデータは残っていない。
今回の特集を受け、ツイッター上には「なぜダウンを着ているんですかね…?」「これ本当に9月の写真か?」「印象操作なのでは…」といった指摘の声が上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)