タモリ、スーパーカミオカンデ内部に潜入 故・小柴昌俊さん登場シーンが話題に
タモリが「スーパーカミオカンデ」の内部に圧倒…。
14日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が岐阜県の飛騨地方を訪れた。今回、飛騨が人気観光地となった理由に迫る一方で、12日に亡くなった東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊さん(享年94歳)が紹介されたシーンに、視聴者の注目が集まっている。
■ノーベル賞受賞時の映像が…
タモリ一行は、世界的に有名な研究施設「スーパーカミオカンデ」を訪れた。「スーパーカミオカンデ」は初代のものと合わせると、これまでに2回のノーベル賞に繋がる成果を上げている。
なお、この時番組では「ニュートリノ」の観測に初めて成功し、2002年にノーベル物理学賞を受賞する小柴さんの映像が流れた。
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■タモリも圧倒される内部
そんな小柴さんが自らが設計を指導・監督した「スーパーカミオカンデ」は、宇宙の謎を次々に解明している。
その「スーパーカミオカンデ」が非常に敏感で、少しの光も入れてはいけないため、タモリは特別に「スーパーカミオカンデ」の内部をVR(バーチャル映像)で観察。
直径39.3mのタンク内には、1万個もの丸い玉「光電子増倍管」が高さ42mまで敷き詰められており、その内部映像にタモリは「何かいっぱい並んでる…」と言い、圧倒された。
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■「不思議なタイミング」
12日に小柴さんが亡くなった直後、『ブラタモリ』で偶然にも「スーパーカミオカンデ」が取り上げられたことについて、視聴者の間では「小柴先生が亡くなられた翌日のブラタモリで飛騨を取り上げて、カミオカンデも登場するとは…なんという偶然」「小芝先生が逝去なされた直後のこの放送は不思議なタイミングだ」と話題に。
また、「ブラタモリ、小柴さんへの素敵な贈り物みたいだった」「小柴先生への何よりの手向け」といった温かい声も続出した。小柴さんの功績を分かりやすく紹介した『ブラタモリ』は、今後もタイムリーな内容をお茶の間に届けてくれることだろう。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)