ANAが客室乗務員職の新卒採用中止を発表 CA志望の学生に本音を聞いた
ANAが客室乗務員職の新卒採用の中止を発表。ANAが第一志望の学生の本音を取材した。
17日、日本国内規模最大の航空会社ANA(全日本空輸株式会社)が、2022年度入社の新卒採用で、客室乗務員職の採用見送りを発表。今回、キャビンアテンダントを志望していた学生に取材を行ない、本音を聞いた。
■客室乗務員職の採用中止を発表
新型コロナウイルスの影響により、甚大な被害を受けた航空業界。7月末にANAが発表した2020年4~6月期決算では、前年同期に比べ75.7%減と業績悪化が見られた。
これを受けてか、ANAはホームページにて「2022年度におけるANAグループの社員数は現状にて充足する見通しに立った」と発表。2022年度入社の新卒採用を「運航乗務職」「障がい者手帳をお持ちの方を対象とした採用」「産官学連携による一等航空整備士養成プログラム対象者」に絞ることを報告しており、客室乗務員職の採用はしないとした。
またANAは、21年度入社の新卒採用でも客室乗務員職の採用を中止にしている。
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■ネット上では悲鳴が
ANAの報告を受け、ネット上では「終わった…」「本当にどうしよう」など、キャビンアテンダント志望と思われる学生からの悲鳴があがっていた。
今回記者は、キャビンアテンダントを目指すために大学と並行して「ANAエアラインスクール」にも通っていた、22年度卒業の20代女性に取材を行ない、本音を聞いた。