求められるマスク会食 メガネ使用者から「面倒だ」との声があがる理由
「静かなマスク会食」が物議を醸しているが、メガネ使用者にとってはさらにハードルが上がる?
新型コロナウイルスの感染拡大による“第3波”が心配される状況の中、菅義偉首相が「静かなマスク会食」を国民に呼びかけている。
■SNSや芸能人から否定的な声
飲食時にもマスクをするというこの呼びかけに、世間からは「マスクが汚くなりそう」「本当にそんなことできるのか」「無理でしょ」と反発の声も。
会食前に新しいマスクに替え、マスクの表面は触らないことも求められているが、食事をしながらこれらのことに気を使うのは難しいと考える人は少なくない。
20日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で実際にマスク会食をする映像が流れた際、俳優の坂上忍は「あれだったら行かない」と発言。
タレントの土田晃之も「ランチだったら多少成立すると思うんですけど、アルコールが入った状態でこれをいつまで続けられるかなっていうのが一番の疑問」と口にしていた。
また、女優の石田ゆり子も自身のインスタグラムで「そんなことをするくらなら そんな会食行きたくないなぁとわたしなら思ってしまいます」とつづっている。
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■マスクがメガネに引っかかる
否定的な声も少なくないマスク会食だが、中でもメガネを使用している人にとってはさらにハードルは上がる。
17日放送の『グッとラック!』(TBS系)で出演者たちがマスク会食を実践した際、ライターの望月優太氏から「メガネの人って(マスクが耳に)毎回引っかかるんですよ」とマスクを外すことへの不満を漏らし、同じくメガネ着用者の落語家の立川志らくや、ロンドンブーツ1号2号の田村淳からは「そうそう!」と共感の声があがった。
しらべぇ編集部でもメガネをかけている人に話を聞いたが、「引っ掛かりは頻繁に起こるので、『マスクを頻繁に外せ』と言われると面倒と思ってしまいます」と答えが返ってきた。