ケンドーコバヤシ、医療現場の逼迫に訴え 「現場の声をもっと聞かせて」
新型コロナウイルスによる重症者が増え、次第に逼迫する医療現場。
26日放送の『ゴゴスマ~GO!GO!Smile〜』(TBS系)では、新型コロナウイルスの重症者増加による逼迫する医療現場について注目。番組コメンテーター・ケンドーコバヤシのコメントに反響が寄せられた。
■医療逼迫を防ぐための期間
この日、東京都では、481人の新型コロナウイルス感染者が確認され、重症患者は60人と5月の緊急事態宣言解除後では最多となった。
25日に行なわれた新型コロナウイルス感染症対策分科会後の記者会見で、西村康稔経済再生担当大臣は、今後重症患者が増えることで医療態勢の逼迫が懸念されるとして、時短営業要請を行なう期間を「感染が抑えられるか、大事な3週間になる」と強調している。
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■医療現場の声を「聞かせてほしい」
医療ジャーナリストの森田豊氏は、現在の医療現場について、「すでに医療は逼迫しているということは間違いない。今すぐベッドがないということではないですが、人手不足ということもあり、今後もっと拡大した場合入院できなくなる可能性がある」「第3波の重症者の増加を見るとあなどれないと感じている医療従事者が多い」と解説した。
ケンコバは、以前に比べて医療現場の声が報道されなくなったと感じたらしく「こういう番組とかで医療現場の声をもっと聞かせてほしい」とコメント。続けて、「もっと我々がアナウンスして、実感するようにならないと。ちょっと甘えてしまうっていうところがある」と訴えた。
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■ネット上では称賛の声も
感染リスクを抱えながら、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者たち。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名に調査したところ、全体の79.8%が「新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝している」と回答している。
今回の放送を受け、ツイッター上には「ケンコバいいこと言うね」「確かに、現場の声が出てこなくなった」など、ケンコバのコメントに対して共感する声が多数あがった。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)