ケンタッキー、紙パッケージの素材変更へ チキンの油も見直されていた

地球環境のためにできること…ケンタッキーフライドチキンが、紙製パッケージを2020年度中にSFC認定紙に切り替えると発表

2020/12/09 18:50


ケンタッキーフライドチキン

9日、ケンタッキーフライドチキン(以下、KFC)は、全国の店舗で提供している紙製パッケージを、2020年度中にFSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)認証紙に切り替えることを発表した。



■地球環境のためにできることを

KFC紙製パッケージ
(KFCで提供されている紙製パッケージ全20種)

地球環境の保全と事業活動の継続的発展の両立を目指し、「持続可能な調達活動」を推進しているKFC。チキンの調理に使用されるパーム油についても、2017年から、グローバル基準のもと持続可能な管理・生産であると認証されたものが調達されるように。

今回、紙製パッケージについてもFSC認証紙に切り替えられることが決まったという。


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■2020年度中に切り替え完了へ

2020年度中に年間5,295t使用しているオリジナルチキンを提供するためのバーレルや紙ナプキン、ドリンクカップなど紙製パッケージのFSC認証紙への切り替えが完了される予定。

今回の決定に際し、日本ケンタッキー・フライド・チキンは「FSC認証製品を選ぶ・使う」という、誰もが参加可能な森林保全の取り組みを広げていくことにも協力していきます。また、原料・資材を環境に配慮したものに変更するだけでなく、リデュース・リユース・リサイクルにも積極的に取り組み、地球環境の未来を守るためにできることに取り組んでいきます」とコメントを発表している。


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■多くの人々から愛される「ケンタッキー」

創業時から変わらぬ調理法を守り抜き、日本に「フライドチキン」を普及させたKFC。しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した調査でも、全体で58.9%もの人が「ケンタッキーが好き」と回答している。

ケンタッキーが好き性年代別グラフ

「レジ袋有料化」をきっかけに、多くの人が「プラスチックゴミ問題」に関心を持ったように、幅広い人々から愛される企業が積極的に環境問題に取り組むことは、物理的な結果以上に、社会的に大きな影響を与えそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)
環境問題KFCケンタッキーフライドチキン
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