辞任表明した森会長に「話が長い」との声 ツイッタートレンドが波紋
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明。ツイッター上で「話が長い」と批判の声が…
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が12日、正式に辞任を表明した。
■謝罪し、辞任を表明
冒頭、森会長は一連の騒動を謝罪し、「今日を持ちまして会長を辞任いたそうと思っております。大事なことはオリンピックを7月に開催することでありますから、開催するための準備に私がいることが妨げになることはあってはならない」と述べる。
物議を醸した女性蔑視発言については、「女性の皆さんをできるだけ称えてきました。男性より女性に発言してもらうよう、絶えずすすめてきました」とし、女性を蔑視する気持ちはないと主張。
また、SNS上などであがっている「老害」という指摘には「老人が悪いかのような表現をされることは、極めて不愉快な話であります。しかし、そんな愚痴を言ってもしょうがないことでありますので…」と述べていた。
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■「話が長い」と批判相次ぐ事態に
森会長の話は約15分にも及び、謝罪や辞任表明だけでなく、ときおり過去の思い出や自身の功績について話す一幕も。
「女性の会議は長い」という森会長の発言とかけてか、ツイッターでは「話が長い」というワードがトレンド入りし、「当の本人が長い話してる」「誰よりもあなたの話が一番長い」「コントのオチみたい」といった声が続出。
森会長の発言に非があるのは前提としながらも、「老害」等という過度な批判については「寄ってたかって叩くやり方は嫌な気持ちになる」「弱いものイジメみたいに見える」「酷い差別」との声もあがっており、波紋を広げている。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)