東日本大震災から10年 『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』生放送
東日本大震災から10年となる11日の深夜『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』を放送することが決定した。
4日、お笑いコンビのサンドウィッチマンが、3月11日の深夜25時から全国ネットで生放送される『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティを担当することが発表された。
今回は、改めて東日本大震災から10年を迎えての心境、そして今後の10年に向けてのメッセージを発信する。
■初担当は震災から1週間後
サンドウィッチマンは、下積み時代の夢に「オールナイトニッポンのパーソナリティ」と書いていたほどのラジオファン。そんな2人が初めてオールナイトニッポンを担当したのは、東日本大震災から1週間後となる、2011年3月18日のこと。
地震直後から地元・宮城へ向けて発信を続けるサンドウィッチマンに急遽のオファーだった。当日の生放送では、被災地に寄り添った言葉でスタートすべきか、お笑いを届けるか直前まで悩んでいたという2人。
結果、ショートコント「CD屋さん」で入るという、被災地に寄り添いながらもお笑い芸人としての覚悟も届ける一夜限りの放送となった。
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■被災地の情報を発信
その後、ニッポン放送にてレギュラー番組となる『サンドウィッチマンの東北魂』をスタート。毎週に渡って、2人の素朴なトークから被災地の話題や今の状況をユーモアも交えながら伝えてきた。
また、震災から5年となる2016年3月11日には、地元の宮城・東北放送から『オールナイトニッポンGOLD』を生放送するなど、節目節目でラジオを通じて自分たちの心境を語ってきている。