マクドナルド、惜しまれつつ販売終了した定番バーガー 新商品に絶品パティ託す
マクドナルドは7日から「サムライマック」シリーズをレギュラーメニューに昇格。一方で悲しいニュースも…
昨日6日をもって、とあるマクドナルドの定番メニューが姿を消した。
7日からレギュラーメニューに登場する「サムライマック」と入れ替わりになる形で“引退”した「グラン」シリーズだ。
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■一線を画した「グラン」シリーズ
6日まで販売されていたグランクラブハウス、グランベーコンチーズの「グラン」シリーズは、2017年からレギュラーメニューとして店頭に登場。
クラブハウスは、アメリカンなイメージを全面に出した肉厚でジューシーなビーフパティと、フレッシュなレタス、トマト、チェダーチーズ、そしてスモークベーコンなどを挟んだ一品。
これまでのマックのバーガーと比べると高級感があり、いわばグルメバーガー寄りの高い完成度を求めていた。それゆえ特製ソースは素材のウマさを引き立てるようやや控えめな味付けになっている。
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■魅力的なメニューに囲まれ
そのぶん価格は比較的高めで、グランクラブハウスが490円、グランベーコンチーズが390円(ともに税込)。490円という価格は、パティ4枚入った「倍ビッグマック」と同じ値段で、マックのバーガー単品では最高の部類に入る。
「4年間ありがとう」という追悼の気持ちを込め、記者は6日、自身が誕生日だったことも完全に忘れ昼と夜、このグランシリーズの2商品を食べて過ごすことにした。
パティの完成度は依然として高く、なんだかこれが食べられなくなるのは寂しいとも感じた。しかし一方で、「ハンバーガー」「ビッグマック」という主人公的バーガーに加え、「ごはんフィッシュ」「ヤッキー」「スパチキ」「エグチ」などこれまで倒してきたボスたちがみんな仲間になったような現在の品書きの中では、ややその存在が目立たなくも感じるのだった。