笠井信輔アナ、池江選手への辞退要請について心境告白 「選手には辞退依頼しないで」
笠井信輔アナがブログを更新し、五輪開催反対は選手へ辞退依頼ではなく他の方法にしてほしいと綴った。
フリーアナウンサーの笠井信輔が8日、自身のブログを更新。東京五輪出場を決めた池江璃花子選手がSNSで発信した内容を受けて、選手に五輪辞退の要請をしないよう訴えた。
■池江選手のSNSを見て
笠井アナは7日に更新された池江選手のSNSで「出場辞退してほしい」「反対してほしい」というメッセージが寄せられているのを知り、複雑な思いをしているであろう選手の心境を語った。
選手のモチベーションやコンディションの維持に大変な努力をしているであろうと想像する。
「開催されれば全力を尽くす」「コロナでくじけそうな日本人を元気づけよう」と思って日々頑張っている選手たちに、出場辞退や五輪反対を押し付けるのではなく、選手自身の自由意思で判断させてほしいとつづった。
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■がんサバイバーの希望の星
笠井アナは、自身の入院時に2カ月後には階段を降りられなくなるほど筋力が落ちたことを語り、池江選手の長い1年間もの闘病生活と復帰の困難さをつづる。その困難に立ち向かい五輪出場を成し遂げた池江選手は、がんサバイバーの希望の星と語る。
影響力がある選手というだけで出場辞退を依頼しないでほしい、選手を苦しめないでほしいとし、反対の意志は政治家やオリンピック委員会に申し入れや署名運動をするなど他でしてほしいと締めくくった。
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■読者から賛同の声多数
笠井アナのブログを見た読者からも「反対の声を言うところを間違えている」「心ない声を上げる人がいて悲しい」「思いやりが必要」と、池江選手に辞退要請をした人たちへの批判が相次ぐ。
笠井アナと同じがん患者たちからも池江選手を希望の星としてリスペクトし、応援しているとエールの声が上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)