舛添前都知事、ワクチン接種を受けられず五輪を迎える 「大臣や首相は知っているのか」
舛添要一が14日自身のTwitterを更新し、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約を試みたと語った。
前東京都知事で政治評論家の舛添要一氏が14日、自身のツイッターを更新。新型コロナワクチン接種の予約を試み、混雑のため2回目の予約が取れなかったと語った。
■9月の予約が受けられない
舛添氏は混雑の末ネットがつながり、やっと1回目最速で8月21日に予約がとれたと報告。しかし2回めの予約は3週間後の9月11日以降に接種が必要になるが、9月の予約が受け付けられていなかったと暴露。
菅首相は7月末までに接種完了と豪語したが人口93万人の世田谷区では無理と結論付けた。86%の自治体が希望にこたえると言ったが、世田谷区は残りの14%に該当することになる。
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■五輪前に受けられない現状に苦言
世田谷区も9月までかかると予想していなかったのかと舛添氏は想像。1回目の接種を五輪前に受けることが出来ていないが、この現状を河野大臣や菅総理は知っているのかと苦言。
世田谷区では東京五輪期間、JRA馬事公苑での馬術競技の開催やアメリカ選手団のキャンプ実施などが決定しており、受け入れ態勢としての現状が危惧される。
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■「完全な政府の失敗」
最終的に予約はできたものの、舛添氏は世田谷区の現状を「完全な政府の失敗である」と断言。医療現場のひっ迫は続くと次につぶやいている。
読者からは「1回目を予約すれば2回目も自動的に予約できると思ってた」「7月末までとは大うそだったのか」「若年層から見れば予約できるだけまし」と賛否両論の声が上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)