東京都、16日のコロナ新規感染者は542人 舛添前知事「宣言の効果か推移観察しないと」
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は542人。前週から490人と大きく減少している。
東京都福祉保健局が発表した16日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、542人となった。重症者数は前日から1人減少して84人、65歳以上の新規感染者数は16人減少して61人だった。
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■3日連続で前週比減
2021年以降の日曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月7日の237人。ゴールデンウィーク明けの先週は1,032人まで増加していたが、今週は490人も激減した。
前週同曜日との比較で減少するのは3日連続。なお、前日と比較すると230人減となった。
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■移動平均の前週比も3日連続下落
直近7日間の移動平均は806.4人。前日からは70人減少した。対前週比も101.0%まで下落。5日連続で100%を上回っている。
また、年代別では、20代が165人、30代が99人、40代が69人と続く。男女別では男性305人に対して女性は237人。東京都の累計感染者数は152,239人となった。
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■緊急事態宣言の効果か?
4月25日に発令され、5月12日以降も31日まで延長された緊急事態宣言。比較対象となる前週がGW明けで検査が集中していた可能性もあるものの、宣言の効果が出始めている可能性もある。
厚生労働大臣も務めた舛添要一前東京都知事は、16日、Abema的ニュースショーの生放送出演の後、ツイッターを更新。緊急事態宣言について、「効果が出ているのかどうか、もう少し今後の推移を観察しないと分からない」と述べている。
本日の東京都のコロナ感染者542人、昨日が772人、1週間前の土曜日が1032人、緊急事態宣言の効果が出ているのかどうか、もう少し今後の推移を観察しないと分からない。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) May 16, 2021
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)