ビートたけし、高齢者の運転免許「強制返納」を提案 賛否両論に
高齢者の運転免許返納問題についてビートたけしが被害者感情を踏まえて強制返納を提案。
23日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが高齢者ドライバーの免許返納問題について持論を展開した。
■自虐ネタで高齢者運転免許に持論
コロナ禍で発生した高齢ドライバーによる事故の映像を放送した『TVタックル』。その様子はいずれも交通ルールを著しく逸脱し、事故が起きれば大惨事になりかねないものだった。
VTRを見たたけしは「いきなり、ジジイとババアの免許がどうのこうのっていう。やっぱり、俺らみたいなジジイは自分にどの程度の能力があるか、よく判断しなければいけないよね」と話す。
続けて、「言ってるわりには、芸人になってオートバイで事故を起こして死にかけた。俺は返納も何も、ないほうがいい。ないほうが長生き」と持論を展開した。
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■運転技能検査に言及
番組は2022年6月までに、75歳以上で過去3年間に一定の違反歴があるドライバーに「免許更新時の運転技能検査」が導入される予定となっていることを紹介。
東国原英夫は検査の効果について「抑止力にはなるでしょうね。一定的な抑止力はできると思います。ただ、逆走の違反を1回で返上でじゃないかと。75歳以上はですよ」とコメントする。
たけしは「事件を起こしているのは、たまに乗ったペーパードライバーでなくて、いつも乗ってるやつなんだよ。ペーパードライバーは乗らないもん。事故を起こすほど」と話した。