中日・門倉健コーチが行方不明 「愛犬家の心優しい彼に何が」と心配相次ぐ
現役時代から心優しい選手として知られ、愛犬家として保護犬活動にも積極的だった門倉健コーチが失踪。心配広がる。
中日ドラゴンズの門倉健二軍投手コーチが15日以降連絡が取れなくなり、失踪状態になっていることが判明し、心配が広がっている。
■15日から連絡取れず
球団によると、門倉コーチは15日の練習を無断で休み、以降姿を見せていないという。家族とも連絡が取れておらず、捜索願が出されているとのこと。
その後、球団宛に同コーチが書いたものと見られる退団届が届き、家族に確認したところ、本人の筆跡である可能性が高いことから26日に受理し、退団を発表した。
15日以前に不審な行動は見られなかったそうで、関係者やファンに心配が広がっている状況だ。
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■2019年から中日二軍投手コーチ
門倉コーチは東北福祉大学から1995年のドラフト会議で中日ドラゴンズにドラフト2位で指名され、入団。長身から投げ下ろされる角度のあるストレートと鋭く落ちるフォークボールを武器に活躍する。
その後近鉄バファローズ、横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツと渡り歩き、アメリカ・マイナーリーグや韓国リーグでもプレー。そして2012年に社会人野球の伊達聖ヶ丘病院硬式野球部に入部し、JR北海道の補強選手として都市対抗野球大会にも出場。同年引退した。
2019年から中日ドラゴンズに二軍投手コーチとなり、豊富な経験をいかした手腕が評価されていたのだ。