都内のカレー専門店「松家」 名物ステーキカレーが最高にウマかった
東京・蒲田にある「松家カレー」。そのトッピングの豊富さに記者は驚いた。
東京・蒲田に、地元民が愛し続けるカレー専門店「松家カレー」がある。牛丼専門店「松屋」とは全く関係ない店なのだが、そこの「ステーキカレー」が絶品と聞いた記者は早速店を訪れることに。
画像をもっと見る
■地元住民のススメで
駅西口、東口に多くの飲食店が広がる蒲田。取材先で「どうせ来たなら松家に寄っていきなよ。ステーキ乗っているのが美味しい」と聞いた記者は、西口から徒歩3分の場所にある松家に足を運んだ。
店内は学生と見られる男性やサラリーマンの姿で賑わっており、男女比は10:0。
店頭には謎の「新入荷コミック」の紹介ポスターがあった。そこには『チェンソーマン 1~11巻』『バウンサー 1~11巻』『葬送のフリーレン 1~4巻』など店で購入したコミックスが丁寧に書かれており、外から店内を覗くとびっしりの本棚が見える。
どうも注文してから提供までの空き時間に「よかったら読んで待っててね」という店側のメッセージのようで、ラーメン店や理容室で定番の『静かなるドン』や『頭文字D』『クッキングパパ』などではなく、最新のおしゃれ漫画を揃えているところにこだわりを感じたのだった。
関連記事:吉野家、長年の弱点克服し「最強のカレー屋」に しかし見過ごせない懸念事項も…
■券売機でステーキカレー発見!
店内に入ると食券機。スタンダードな「松家カレー」(520円)をはじめ、「ハンバーグカレー」(870円)、「牛ハラミ焼きカレー」(1,020円)といった豪華トッピングの品書き、さらには「サーロインステーキカレー」(1,270円)、「アンガスビーフステーキカレー」(1,520円)などの肉々しい一品も。
このステーキカレー、じつは最近ではあまりお目にかかれない存在としても知られている。記者もこれまで多くのカレー専門店を巡ったが、新店にはまずこのステーキメニューがなく、とある老舗立ち食い蕎麦店で見かけたくらいしか記憶になかった。
市民権を得たカツカレーと違い、ステーキカレーはある意味、絶滅危惧種なのかもしれない。