舛添要一前都知事、五輪村コロナ状況に「楽観論は禁物」 関係者1人含む15人が感染か

舛添要一氏が五輪村でのコロナに「楽観論は禁物」と危機感を示す。五輪選手村では関係者1人含む15人が感染か。

2021/07/17 17:50


舛添要一

舛添要一氏が17日に自身のツイッターを更新。五輪選手村での感染が拡大している現状に対して危機感をあらわした。



■五輪選手村で広がる感染状況

舛添氏は東京五輪の選手村において、これまでに海外からの大会関係者が1名、それ以外にも海外から8名の新型コロナウイルスの陽性者が発見されていると報告した。これらの人物がワクチン接種を既に行っていたのかどうかについては今のところ判明していない。

舛添氏の投稿では8人だが一部では感染者は15人いるとの報道もあり、これからも選手村での感染は増えていくことが予想される。


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■デルタ株の広がりは海外でも

同日の他のツイートでは海外の感染状況にも触れた舛添氏。ワクチン接種が進んでいるアメリカでもデルタ株は脅威になっている。

アメリカでもロサンゼルスは再びマスクの着用を義務とする方針、疾病対策センター(CDC)もワクチンの未接種者の間でのデルタ株の拡大状況を懸念しているようだ。


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■さらなる対応求める

これに対して舛添氏は「これからも陽性者が出るのを前提に対応を考えなくては…」と政府や五輪組織委員会に求めた。ワクチンの接種が進んでいるが、東京の4回目の緊急事態宣言が発令されたあとも全国での新型コロナウイルスの感染状況は増加傾向にある。

舛添氏が楽観論は禁物だとするようにデルタ株などの変異種が世界中で驚異的な広がりを見せつけている。安心するのはまだ早いというのが現状をあらためて認識させられる。

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(文/しらべぇ編集部・綾崎 かなめ

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