西武・渡邉勇太郎投手、5回1失点の好投でチームは勝利 後半戦の先発ローテも?
西武・渡邉投手がファームで好投。今季の後半戦から一軍の先発ローテーションも見えてくるかもしれない。
埼玉西武ライオンズに所属する渡邉勇太郎投手は22日、イースタン・リーグの東京ヤクルトスワローズ戦に先発し、5回1失点の好投をみせた。
■まずまずの投球内容
先発した渡邉投手は、5回3安打1四球3奪三振1失点の内容。1、2回は完璧なピッチングを展開したものの、3回1死無塁から渡邉大樹外野手にライトへの2塁打を放たれピンチを招く。
続く打者をセカンドゴロに打ち取り、2死から迎えるはプロ19年目の大ベテラン坂口智隆外野手。フルカウントで粘られてからの10球目に、ライトへのタイムリーヒットを許してしまった。それでもこの打席、3ボール0ストライクから四球を出さなかったのは大きな収穫といえる。
ピンチの場面で #高木渉 選手の完璧な送球!勝ち越しを阻止しました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #イースタン pic.twitter.com/7Se9a2t3WV
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) July 22, 2021
5回には、バックの守備が渡邉投手を援護。2死2塁のピンチでまたもや坂口外野手にライトへのヒットを許すも、高木渉外野手がホームで刺すビッグプレーをみせて勝ち越しを阻止した。
【動画】渡邉投手が好投、チームは西川外野手がサヨナラ打を放つ
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■課題はコントロール
今季1軍デビューをはたした渡邉投手は、これまで8試合に登板して0勝2敗、防御率4.15という成績を残している。
被打率は1割8分2厘となかなかの数字を誇るが、投球回数13に対して10四死球(2死球)とコントロールに不安がみられる。コンスタントに150km/hを超えるボールを投げるだけに、投球が安定してくれば安心して先発を任せられる投手になるだろう。