太田雄貴氏、河村たかし市長の「噛みつき」に苦言 金メダルの交換を願う声も
4日、ソフトボール日本代表・後藤希友選手が持参した金メダルを噛み付いた河村たかし名古屋市長に、IOCアスリート委員に選出された太田雄貴氏が、苦言を呈した。
4日、愛知県名古屋市の河村たかし市長が、東京オリンピックソフトボール日本代表・後藤希友選手の金メダルに噛みつくという事態が発生。SNS上で批判が高まる中、元フェンシング選手でオリンピック2大会銀メダリストの太田雄貴氏が、自身のツイッターで持論を展開した。
■河村市長が金メダルに噛みつき
事の発端は4日、河村たかし市長が、ソフトボール日本代表で同市出身の後藤選手が表敬訪問の際に持参した金メダルを手に取ると、突然マスクを外しメダルに噛みつくパフォーマンスを見せたこと。
この様子が地元のニュースやネットで報じられると「汚い」「信じられない」「後藤選手がかわいそう」などと、SNSなどで批判の声が噴出する事態に発展。名古屋市役所にも、苦情の電話が寄せられた。
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■太田氏がツイッターで持論
この件について北京とロンドンで銀メダルを獲得し、4日にIOC(国際オリンピック委員会)アスリート委員に選出された元フェンシング選手の太田雄貴氏が反応。
自身のツイッターで「ごめんなさい。これは流石に。。現場の空気や、お二人の関係値は分かりませんが。選手に対するリスペクトが欠けている上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。ごめんなさい僕には理解できません」とコメントした。
ごめんなさい。これは流石に。。
現場の空気や、お二人の関係値は分かりませんが。
選手に対するリスペクトが欠けている上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。
ごめんなさい僕には理解できません。https://t.co/wyoofOqDJR— 太田雄貴 YUKI OTA (@yuking1125) August 4, 2021