GG佐藤の五輪野球ツイートに反響 ネット上では「泣ける」という声も
五輪野球・韓国戦勝利後、元日本代表選手GG佐藤が13年前の「あの出来事」を振り返った。ネットからは感動の声が相次いでいる。
4日、宿敵・韓国を破った東京オリンピック野球日本代表“侍ジャパン”。そんな中、同日投稿された、元日本代表メンバーで野球解説者・G.G.佐藤のツイートがネット上で話題になっている。
■G.G.佐藤へのバッシング
「『金メダルしかいらない』と言った星野監督に応えたかった。チームメイトのみんなと大喜びしたかった。俺は英雄になりたかった」とつづり、2008年北京オリンピック「星野ジャパン」として戦ったことを回顧した佐藤。
2008年、故・星野仙一さん率いる代表チームは金メダルを期待されていたが、準決勝の韓国戦、3位決定戦のアメリカ戦で惜敗し、結果的にメダル獲得とはならず。その際、重要局面で失点につながる3失策を犯した佐藤に当時のマスコミ、ファンから心無い声が飛んでいた。
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■「世紀の落球」として記憶に
ペナントレースでは埼玉西武ライオンズの右翼手として活躍していた佐藤も、この北京オリンピックでは左翼手として出場。世界大会という極度の緊張感、そしてその起用法が原因だったという声もあった。しかし、今では「世紀の落球」としてそのエラーシーンだけが取り沙汰され続けており、佐藤のイメージとして定着している。
過去、スポーツ系バラエティ番組やインタビュー企画などで、佐藤がそのシーンについてコメントを求められることも多くあった。毎回、普段の明るいキャラクターのまま当時を振り返っていたが、今回のツイートでは「悔しくて悔しくて。『どうやって立ち直ったんですか?』なんて聞かれるけど立ち直ってなかった。誤魔化してきたけどホントは違った」と本音を吐露した上で、「ありがとう、侍ジャパン!」と宿敵撃破の快挙を讃えた。
「金メダルしかいらない」と言った星野監督に応えたかった。チームメイトのみんなと大喜びしたかった。俺は英雄になりたかった。
だから、悔しくて悔しくて。「どうやって立ち直ったんですか?」なんて聞かれるけど立ち直ってなかった。誤魔化してきたけどホントは違った。
ありがとう、侍ジャパン!
— GG佐藤 (@ggsato_travers) August 4, 2021