『アッコにおまかせ』専門家が警鐘 「ワクチン接種で絶対にやめるべきこと」とは
『アッコにおまかせ!』では「短期間でのワクチン連続接種」がテーマに。その危険性を専門家が語った。
5日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、新型コロナウイルスのワクチン接種がテーマに。長野保健医療大学の特任教授・北村義浩氏が注意すべきことについて語り、視聴者の注目を集めた。
■ワクチン4回接種の男性
今回番組で取り上げたのは、ワクチンの連続接種について。週刊誌に掲載されていた内容で、ある80代男性が、注意や指摘を無視して4回の接種を受けた問題について扱われた。
男性は医療機関に出入りする仕事をしていて、医療従事者向けの先行接種を受けた際に「高齢者の接種券は破棄してください」と言われていたにも関わらず、それを無視して3回目以降も接種したのだという。
この問題について、カンニング竹山は「何回も打ちたい気持ちは分かるけど、何よりも打つ過程がダメでしょ」と断罪し、ニューヨーク・屋敷裕政は「良くないとは思うけど、めちゃくちゃ不安なんやろなってのもちょっとは分かる」と話すなど、さまざまな意見が上がった。
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■「絶対にやめるべき」
さらに番組では、この短期間での連続接種について、専門家の北村氏に取材。その見解は「短い期間での4回接種は、安全性の確認ができておらず、不測の事態も考えられるので絶対にやめるべき」というもの。
「国や自治体は身勝手な連続接種への対策を講じるべきでしょう」とつづけた。さらに破棄すべき接種券を使って追加接種をすることについて、弁護士・菊地幸夫氏は、法律の観点からも問題があるコメント。
とくに今回の男性の場合は「(捨てるべき高齢者向け接種券を使っていて)人を騙したことになるので、(中略)詐欺罪に問われる可能性」があるのだそう。
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■和田も「本当に破棄して」
両者の解説を受け「気をつけてください、本当に」とカメラ目線で語った和田。自身も、年齢や健康面から「(接種券を)残しておこう」と考える気持ちが分かるとしながらも、「本当に破棄してください」と訴えた。
専門家の警鐘に、視聴者からも「注意しなきゃ」「時間が経てば免疫が下がるっていうから、券を取っておきたくなるのは分かる」といったコメントが寄せられていた。
ワクチン接種以降の抗体量の減少や、2回接種後の感染など、ちらほら不安になるニュースが出てきている昨今。そんなときだからこそ自身の気持ちに流されず、専門家の意見などを聞いてしっかりと行動していくべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)