劇団ひとりに響いた秋元康の芸人論 美味しい幕の内弁当では「売れない」
オンラインライブで語られた、劇団ひとりが共感した秋元康氏の芸人論が紹介されて…。
23日深夜『ゴッドタン』(テレビ東京系)は、9月に配信された同番組のオンラインライブ『お笑いを存分に語りまくれるBAR ~俺のお笑い青春事件ベスト3~』から抜粋したトークを放送。
劇団ひとりが放送作家・プロデューサーの秋元康氏から伝えられた芸人論を明かし、大きな話題を集めていた。
◼尖っていた若手時代
ひとりやおぎやはぎ、アンガールズ・田中卓志らが若手時代の尖っていたエピソードを明かしていくなか、東京03・飯塚悟史は「テレビ局のネタ見せでコント衣装に着替えなかった。ここではまだ本気出しませんみたいなスタンスを取っていた」と回顧。
ネタ見せのときは、学校のコントで学ランを着ていかなかったとし、「最悪ですよね。ネタ番組に出たくて行ってるわけじゃん」と当時の自身の尖っていた態度を猛省した。
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◼作家を「信用できない」
ひとりは「当時はネタさえ良ければいいと思ってネタ見せに行っていた」と振り返る。
ネタ見せ後のディレクターらとのトークをおざなりにしていたが「今思えばあの時のディレクターは普段の掛け合いを見たかった」と理解。ネタにこだわるあまり、質疑応答を軽視していた自分たちを反省した。
ここから、「ネタ見せする作家を信用できない」「作家からいろいろダメ出しされるけど、言うことを聞いて売れた芸人はいない」とネタを審査する放送作家への不満が溢れていく。