白いタヌキに好意を寄せるメスとのツーショット 飼育員は「非常に珍しい光景」
リュウ(オス)とポコの仲睦まじい姿が話題に。飼育員によるとポコがリュウに一方的に想いを寄せているという。
タヌキは日本、朝鮮半島、中国、ウスリー地方などの東アジアに生息し、日本には北海道に棲むエゾタヌキとホンドタヌキの2亜種がいる。一夫一妻で、ペアは交尾から子育てまでの半年以上をともに行動。
オスも餌を運ぶなど子育てを手伝い、一度に4~6頭生まれる子供たちを育て上げる。そんなホンドタヌキの仲睦まじい姿が、SNS上で話題を呼んでいる。
■一般公募で名前決定
飯田市立動物園(長野県飯田市)には、3頭のタヌキがいる。2017年に市内の害虫駆除のための捕獲器に入った白いタヌキ(リュウ)は、この動物園に引き取られた。
また、2019年に茨城県の動物園で生まれたホンドタヌキのポコとマルポコチャン姉妹。飯田市にやってきてから、一般公募で名前が決まった。
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■大変珍しい姿
写真は、リュウ(オス)とポコの仲睦まじいツーショット。担当飼育員によると、ポコがリュウに一方的に想いを寄せているそうだが、夫婦ではない。普段から仲の良い姿は見られるが、今回のような二頭寄り添ってこちらを見つめている姿は大変めずらしいという。
写真上では、リュウが下を向いているように見えるが、光に弱く普段も目を細めていることが多いそうだ。