アントニオ猪木、「もう今回はダメかも」と覚悟 闘病生活の取材番組も今夜放送
元プロレスラーのアントニオ猪木のつらい闘病生活に密着したドキュメンタリーが今夜放送される。
元プロレスラーのアントニオ猪木が27日、自身のYouTubeチャンネル「最後の闘魂」を更新。9ヶ月間取材した鈴木健三氏に闘病生活でのつらかった出来事を語った。
■ドキュメンタリー番組が本日放送
2019年から「心アミロイドーシス」という難病と戦っている猪木。そんな猪木にプロレスラーでテレビプロデューサーのKENSOこと鈴木健三氏は9ヶ月にも渡る取材を終えたことを報告した。
鈴木氏のしてきた密着取材の成果は『燃える闘魂 ラストスタンド ~アントニオ猪木 病床からのメッセージ~』としてBSプレミアムおよびBS4Kにて27日午後8時30分から放送される。
関連記事:アントニオ猪木、腸捻転からの順調な回復を報告 「元気ですか」の声も徐々に大きく
■「まだあっちに誘われない」と思うことも
公開された動画で猪木は闘病生活のつらい胸の内を明かす猪木は「先生、今回はもうダメかも」「まだあっちに誘われない」「なんで誘ってくれなかったの」と言いたくなってしまうほど苦しい闘いを続けてきたようだ。
その経験から「難しいのは死とどうやって対面をするか」だと猪木は胸中を明かしている。猪木は「わりと同級生元気なんだけど」と言いつつも「結構ね、皆旅立った」というほど知り合いに亡くなってしまった人も多いらしい。
その中でも特に「強烈なお別れ」だったというのは自分の父親との死別だと猪木。5歳になるまでに亡くなってしまったものの肉親との別れというのは特に強い印象に残っているようだ。