斎藤佑樹氏、プロ11年で一番の球を振り返る 「自然体のボールが投げられた」
今年現役を引退した斎藤佑樹氏が挙げた「プロ11年間で最高のボール」とは…。
「ハンカチ王子」の愛称で名を馳せた元プロ野球選手・斎藤佑樹氏が、29日放送『ネンイチ!』(TBS系)にVTR出演。プロ生活11年の中で“最もいいボール”を語った。
■プロ11年間で最高の1球は…
同番組は、2021年にスポーツ界で起こったさまざまな出来事を、独自の調査と最新のAIで分析し、選手すら気付かなかった驚きの新事実を発掘していくスポーツバラエティ。
今シーズン限りで現役を引退した斎藤氏も番組の取材を受け、その中で、プロ11年間で投げた全14,164球の中から「11年イチの1球」を明かすことになった。
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■記念すべき初球
斎藤氏が挙げたのは、プロ1年目・ルーキーイヤーのデビュー戦、対千葉ロッテマリーンズ戦で投げたボール。番組は実際の映像を用意し、2011年4月17日に札幌ドームで行われた試合の模様が流れされる。
このボールというのが、期待と大注目の中、当時22歳の斎藤氏が記念すべきプロ1球目に投じたストレート。映像では外角高めに決まって見事ストライク、球速は144km/hとなかなかのスピードを記録している。
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■一番にした理由は…
このボールを現役生活で一番の球だとした斎藤氏。理由を聞かれると、「すごく力を抜いて、自分の自然体のボールが投げられたんじゃないかなと。今思えば考えられる1球ですね」と振り返る。2年目に右肩を怪我して以降思うようなピッチングができなかったため、思い出の投球も入団間もない頃のようだ。
また、その後はスタジオのティモンディ・高岸宏行について聞かれ、「球速いので、あの肩が欲しかったです」と羨む発言も。やはり、肩にはさまざまな思いがあるのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)