ハーゲンダッツ、4月からあのスプーンに大きな変化が 供給量も段階的に削減
使い捨てプラスチック量削減のため、4月からプラスチックスプーンが環境に配慮した素材へ切り替えられる。
深刻な問題となっている、海洋プラスチックごみ問題。ハーゲンダッツジャパンは19日、2025年を目標とする「プラスチック資源削減目標」を設定したことを発表した。あのプラスチック製スプーンも、今後バイオマス10%配合のプラスチックへ切り替えられ、供給量も段階的に削減していく。
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■プラスチック使用量を年間50%削減へ
同社は同日、2025年を目標とする「プラスチック資源削減目標」を設定し、使い捨てプラスチック削減への取り組みを強化すると発表。
これにより、最終的にプラスチック使用量を年間で50%削減(2021年度比)を目指すとしている。
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■包材やスプーンも環境に配慮した素材に
具体的には、アイスクリームの包材(リッド、タンパーエビデンスなど)やスプーンを、石油由来のプラスチックから、環境配慮型プラスチック、もしくは、非プラスチック素材に順次切り替えが推進されるという。
ハーゲンダッツを購入するともらえた、あのプラスチック製のスプーンは、今年4月からバイオマス10%配合のプラスチックへ切り替えられ、流通や販売店と協力し、供給量の削減も図っていく。