太田光&杉村太蔵、ウクライナ側に立つムードに異論 「徹底的に中立で」
ウクライナを支援してロシアを非難する日本の姿勢に、杉村太蔵と太田光が懸念を示した。
20日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、爆笑問題の太田光と杉村太蔵がロシアとウクライナの戦争についてコメント。ウクライナ側に肩入れしすぎることを懸念した。
■ウクライナを支援する日本
番組は今週もロシアとウクライナの戦争をトップで特集。MCの爆笑問題・田中裕二は、国際社会が経済制裁をかけてもロシアが侵攻をやめないことについて杉村にコメントを求める。
杉村は「ロシアとウクライナの戦争を『ウクライナ可哀想だな』『ウクライナ頑張れ』って世論になってますよね?」とコメント。ゼレンスキー大統領が国会で演説することにも触れ、日本がウクライナ側に立っていると指摘した。
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■片方への加担に異議
だが、「ただ、ちょっとやっぱ冷静に考えなきゃいけないのは…」と異論を述べ、「G7と協調して経済制裁をやるってのもひとつかもしれませんけども、ロシアってのはG7の中で日本と一番近い国ですね?」と前置き。
「そうした中で、アジアの中の日本、世界の中の日本って考えたときに、本当に片方のね、戦争をしてる両国の片方に加担するってのがね、本当に日本の外交に正しいのか?」と続け、ウクライナを支援する姿勢に疑問を呈した。