覚えておきたい… スマホや懐中電灯で部屋をより明るく照らす方法
節電が呼びかけられる中で、もしもの停電に備える動きも。改めて知っておきたい、身近なもので部屋をより明るく照らす方法。
22日、政府から初めて「電力需給ひっ迫警報」が発令された。東京電力パワーグリッドが同日午後、この状況が続くと夜20時以降に管内で停電が発生する可能性があるともSNSで呼びかけており、節電に努めるとともに、停電に備える人の動きもでてきた。
■電力の供給力が落ち込む中で寒の戻り
今月16日に発生した地震の影響で福島県の火力発電所の一部が停止し、東京電力と東北電力の管内で電力需給が厳しい状況が続いている。
そうした中、22日は東京の最高気温が10度を下回るなど、季節外れの寒さになる予報が出され、暖房の需要が大きく増えることが想定されたため、21日に「電力需給ひっ迫警報」が発令された。
万が一自宅が停電してしまった場合に備えて、身近なものでより周囲を明るく照らすことができる方法を、改めて紹介したい。
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■懐中電灯+ビニール袋
東京都が作成した防災ブック『東京防災』でも紹介されている「簡易ランタンの作り方」では、懐中電灯を「ランタン」として、より室内を明るく照らすことが可能に。用意するものは、「懐中電灯」と「ビニール袋」のみ。
懐中電灯に写真のようにビニール袋をかぶせ、ズレ落ちないようビニール袋を縛るだけで……
ランタンの明かりのように、周囲まで明るく照らすことができるぞ。
ちなみに、懐中電灯をそのまま使うと、写真のように天井部分が明るく照らされているものの、周囲に置かれたぬいぐるみには光が当たっていない。食事を取ったり、何か作業をする場合には、先程の方法を試してみると良さそうだ。