「天邪鬼」を正しく読める? 若い男性ほど誤読しがちな傾向も…
周りに1人はいる「天邪鬼な人」。じつは若い男性ほど、間違えて読んでしまいがち…?
言葉はそれとなく知っていても、普段あまり使うことのない漢字の場合、無意識に間違った読み方をしていることも…。Sirabee編集部が行なった調査にて、そんな言葉の一つが浮かび上がった。
■「天邪鬼」を正しく読める?
編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「天邪鬼」を何と読んでいるか調査を実施。その結果、全体の96.7%が「あまのじゃく」、3.30%が「てんじゃき」と読んでいると回答した。
9割以上の人が「あまのじゃく」と読んでいる一方で、「てんじゃき」と読んだ経験がある人を性・年代別で見てみると、10代~20代の男性が28.1%で最も多い結果に。若い男性の3割近くが、間違って読んでしまった経験があるようだ。
他にも「邪鬼」を「餓鬼(がき)」と混同し、「てんがき」だと思い込んでいたという人も。
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■正しくは「あまのじゃく」
なお、「天邪鬼」の正しい読み方は「あまのじゃく」。天邪鬼とは、ひねくれた性格の人のことを指す。
民話に登場する妖怪が語源ともいわれており、主にわざと人に逆らう言動をしたり、本心とは裏腹な態度をとる人のことを表現する際に使われる。対義語は「素直」。